先日、IT Initiative Day 2012 / Big Data & Business Strategyというセミナーに参加してきた。
ビックデータとはなんぞやというレベルであるのだが、Wikipediaによると、
ビッグデータ (英語: Big data)[1]は通常のデータベース管理ツールなどで取り扱う事が困難なほど巨大な大きさのデータの集まり(構造化データ+半構造化データ+非構造化データ)であり、その格納[2]、検索、共有、分析[3]、可視化などに困難さを伴う。
より大きなデータの集まりを分析することでビジネス傾向の特定、病気の予防、犯罪の対策などにメリットがあると言われている[4]。
とある。
講演者の話を聞いていると、確かにこれからのビジネスには非常に有用なツールであることは容易に想像できたのだが、どうも決定的なユースケースを模索しているというのが実情の様だ。
他方、ビッグデータを取り扱うツールについてはかなり実装がするんでいる印象だ。AWSではEMR(Amazon Elastic MapReduce)、本流のHadoopとの互換性を保ちつつ、各社、異なるアプローチでDBや分散処理のソフトウェアの開発にしのぎを削っている。
今後はこういったツールを自社のIT部門がどのくらい使いこなせるかという事が一つの重要な要素になってくるだろう。
加えて単にツールの使い方だけではなく、会社の中に蓄積された有用なデータを発掘し、どのように利用していくかという範疇にまで及びそうだ。
どちらにせよ、こういったツールを使いこなすリテラシのある会社が他より先んずることは間違いないようだ。
侘助拝
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