2012/03/29

IT Initiative Day 2012 / Big Data & Business Strategyというセミナーに行ってみた。


先日、IT Initiative Day 2012 / Big Data & Business Strategyというセミナーに参加してきた。

ビックデータとはなんぞやというレベルであるのだが、Wikipediaによると、

ビッグデータ (英語: Big data)[1]は通常のデータベース管理ツールなどで取り扱う事が困難なほど巨大な大きさのデータの集まり(構造化データ+半構造化データ+非構造化データ)であり、その格納[2]、検索、共有、分析[3]、可視化などに困難さを伴う。
より大きなデータの集まりを分析することでビジネス傾向の特定、病気の予防、犯罪の対策などにメリットがあると言われている[4]。

とある。

2012/03/13

「Go! Google クラウドセミナー」に行ってみた。


「Go! Google クラウドセミナー」に行ってみた。先日のCloud Daysの雪に続いてこの日は雨。そして寒い。
場所は六本木ヒルズのGoogle本社。挫けそうになるも、何とか大江戸線に乗り込んだ。<!--more-->

セミナーはGoogle Appsの機能紹介が主な内容で、導入を検討しているエンドユーザが対象。
私もGoogle Appsを少しだけ利用させていただいているので、ある程度の事はわかっているつもりであるが、ひょっとすると何かの機会にAppsの事を尋ねられるかもしれないので、向学のため参加させていただいた。

噂には聞いていたが、Googleの本社、いきなりカフェテリアで社員が談笑していたり、ジャグリングに興ずるなどテレビで紹介される光景が現実に。参加者の中にはこの光景に軽いカルチャーショックを受ける方もおられるであろう。

Google Appsに関してはすでに多くのサイトで紹介されているので、改めて紹介する必要も無いと思われるが、最初に演壇に立たれた、Googleの藤井氏の言葉が印象に残った。

「今までのPCを中心とした環境は個人の生産を高める事を目的としていたが、Google Appsを中心とした環境は組織としての生産性を向上させることを目的とする。」

先日のCloud Daysにおけるリクルートの米谷氏が紹介されていたPrivate CloudとPublic Cloudの融合において、「利用者のCloudという環境に対するリテラシの向上」を取り組むべき課題として取り上げていたのが、Google藤井氏の言葉はその前提になるものではないかと思った。

先進的な取り組みをしている企業のリーダーの発信する言葉の中には共通項があり、取り組むべき課題の方向性は同じなのだなと感じた。

セミナーを開催いただいたGoogleの皆様、参考になるお話をありがとうございました。

侘助拝



2012/03/12


2月29日に東京ビックサイトで開催された、国際スマートグリッドEXPOに行ってみた。

当日は雪。午前中は東京国際フォーラムで開催されたCloud Daysに参加して、すでにおなか一杯状態。<!--more-->
午後からは回復するという予報なのに一向に降り止む気配のない雪に挫けそうになったが、何とか気力を振り絞り東京ビックサイトに移動。

この分野に関しての知識はほとんどないといってもいいのだが、やはり震災以降、原子力を代替する電力の確保はエンジニアというか日本人に突きつけられた課題であるのは共通認識であり、その注目される分野でどんなことが起こっているのかというのが参加の目的である。


会場は雪にもかかわらずかなりの人で混雑している。英語、中国語、韓国語の会話も聞こえる。

まずは会場内でひときわ目立つ大型ブースを構える、東芝、日立、三菱電機、NECなど日本を代表する総合電機メーカの出展内容はすでに都市計画も言ってもいい内容で、すでに経済産業省が選定した、横浜、豊田市、京都府、北九州などで大規模な実検証が行われているそうだ。

また、電機器メーカも各分野(変圧器、分電盤、パワーコンディショナー等)でさまざまな製品を提供している。ブースを覗くたびに担当者が丁寧に説明してくれるのであるが、この辺の基礎知識が乏しいため、ほとんど理解できなかった。本当に申し訳ない。

市場の裾野も広い。都市計画のような壮大なソリューションもあれば小さなブースではソーラーパネルの掃除、取り付け金具、果てにはソーラーを取り付ける職人が使う安全帯、瓦外しの専用治具まで紹介されている。

規模の大小はあるが、この不況下で勃興した新たな市場で何とかチャンスをつかもうと、みな必死にアピールしている。

ほとんどのメーカが取り組んでいた一つのテーマが可視化というである。いままでブラックボックスの中で流通していた電力の流れを可視化することによって、取り組む課題を明確にするということである。

それから、スマートグリッドのキモとなるのはやはりITだと確信した。
例えば各盤に取り付けられたセンサから送られてくるデータを可視化するにもIT技術は欠かせない。
そして日々蓄積されるデータはビックデータのフレームワークで処理されシステムをより洗練されたものに変えていくであろう。

新しい分野ゆえかその定義づけに関しては各社方向性が微妙に違うように感じたが、やはりここは監督省庁に強いリーダシップを発揮してもらいたい。なぜなら、各センサから送られてくるデータのフォーマット、給電方式や各種コネクタの物理的な形状などはガラパゴス化を絶対に避けなければならない。そのためには国際標準を目指すことが絶対に必要なのである。

このEXPOに参加してみて、新規市場に多くの人が期待を寄せているのと、日本の技術もまだまだいけるんじゃないかと感じた。もう一つ、日本の都市計画は丹下健三氏をはじめとする建築家が一定の役割を果たしていたのであるが、その姿が見られなかったのは少し残念なところである。


侘助拝

2012/03/09

「Cloud Days Tokyo 2012」へ行ってみた。


当日はなんと雪!です。それも吹雪いてたりして、寒かったです。

Cloudがらみのイベント、セミナーは年がら年中開催されているので、各社のソリューションの紹介は余り興味がなかったのですが、リクルートのクラウド利用の紹介セミナーがあったので、これは聞かねばならぬと朝も早から会場へ向かったのでありました。